開業した当時、
ドイツにまつ毛エクステンションの施術をする日本人技術者は私しかいませんでした。
私がデュッセルドルフでエクステを始めた当時は、まだ『まつ毛エクステンション』という物を知らない方も中にはいらっしゃいました。
最初は硬~い簡易ベッド1台で始めて、モデルさんとしてご協力いただいた初期のまつエクメンバー(と私は呼んでいる)が何人かいらっしゃいます。
デュッセルドルフでの任期を終え、初期のまつエクメンバーはみなさん既に世界中に拠点を移しています。
久しぶりにInstagramのDMをいただいて、本当に懐かしいなぁ~と、当時の事を思い出しながら近況報告をしてくださって嬉しかったです。
その方に頂いた内容は、
『サロンの和やかな雰囲気が素敵で、りなちゃんとおしゃべりするのが楽しくて通っていた頃を思い出しています。サロンに行っておしゃべりして(たまに寝て)元気もらって、気が付いたらまつ毛がくるんってなってて、ほんと、魔法の空間だった!ドイツでのQOL爆上がりしたもの!朝の目覚めが違って、目がパチっ!今日もがんばろー!みたいな気になって周りにおすすめしまくってたww』
こんな涙チョチョ切れメッセージ♡( 昭和表現💦)もう11年も前の事なのに、
思い出してメッセージ頂けるなんて!!もうめちゃめちゃ嬉しかったです!
私がこの業界を志したきっかけは、自分が主人の仕事で知らない土地に引っ越した時の事でした。
友達もいなくて、その土地の事も知らなくて、家で子供の面倒を見て家事をして
いつの間にか一日が終わっていく。気が付いたら、自分の事に手をかける事もなく、
一日、一週間、一か月と過ぎていく。
ドイツに移住することが決まって、出発までの1年間、『異国の地で頑張る女性を笑顔にする!』と決めて、まずは速攻でテンションを確実に上げられるまつ毛エクステンションの技術を身に着ける事にしました。そこから私の美容業界ジャーニーが始まりました!
美容業界に足を踏み入れる前は会社勤めで、毎日残業、接待、週末はゴルフの練習という生活でしたから、私にとってはものすごく大きなピボットだったので、正直とても怖かった。自分にできるんだろうか?と。
でも今となっては、本当に始めて良かったと思っています。こんな風にメッセージをいただくようになり、今もサロンに来て下さるお客様がいるって、本当に幸せだなぁと思います!
『ドイツでのQOL(クオリティー オブ ライフ)爆上がり』だなんて!!そんなこといわれたら惚れちゃいます♡(めちゃくちゃカワイイ方なので、言われる前から惚れてましたが!)
振り返って、改めて思いました。私は、即効性がある事や、確実に実感できる事、安全である事、そして、絶対に笑顔になれる事にこだわり続けてきたんだなぁって。
そしてなにより、皆様の笑顔や優しいお言葉に突き動かされてきたんだなぁって。
今でも原動力となっているのは、スタッフやお客様の笑顔、そして日々いただく嬉しいお言葉です。
これからも、初心を忘れずに、頑張っていこう!と思えた一週間でした。
それでは皆様、良い週末を!
Rina
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