明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
― マハトマ・ガンジー
衣食住は、生きていく為に欠かせない。
それを支えたり豊かにするのが仕事(お金)
これを感覚的に学んでいかなければならない。
私は、本や論文を読むことも好きだし、ちょっと気を抜くと仕事ばかりしている。
それが私の人生であり、大好きな事だから。
ただ、私には家族がいて、それも子供2人と、子供みたいな大人1人(笑)
私だけの好きな事の為に1日中の時間を使う事はしません。
子供達や主人と一緒に過ごす時間も大好きだから。
でも、そうしていると24時間なんて足りないんですよね。
主人と私は、有難いことに毎日たくさんの仕事をさせていただいている。
それも、全力で取り組んでいる。
万が一、明日急に主人がいなくなったら?
万が一、私が今死んだら?
残された3人は今のような生活ができるのか?
そんな風に考えてしまうんですね。
私が死んだとしても、今と同じように主人が仕事を続けられるように、
子供達が心豊かに育っていくように、
私がいなくても、支え合っていけるよう、
生きる術を少しでも多く身につけさせるべきだなと思ったんです。
でもワーキングママですから、とにかく時間が無いんですよね。
家事
仕事
学校のお手紙の山
子育て
ご近所付き合い
美容にも気をつけたい
これが全てぶつかり合っちゃうんですよね。
子供の心を育てたいけれど、仕事が忙しい
家事に追われているが、
夫は仕事が忙しく家事を更に追加でお願いするわけにはいかない
これがぶつかり合った状態のまま、死ねないなと。
だから私は、子供達には生きていくうえで必要な衣食住を積極的に手伝わせるようにしました。そして、何のために家事をするのかということや、それ以外にも、学校での出来事や、今何か悩んでいることが無いかとか、我慢している事は無いかとか、色んな話をします。
息子は3歳の時に洗濯機の回し方を覚えました。
4歳で洗剤と柔軟剤を入れる場所を覚えました。
5歳で洗濯機から出して、乾燥機に入れて乾かすことができるようになりました。
今年9歳になりましたが、今では、ネットに入れなければならないもの、こぼしたりして、シミになりそうなものは先に手洗いしなければならない事、
乾燥機に入れたらダメな物など、ちゃんとできるようになっています。
多分、主人よりもできている(笑)
それに加えて、お米も自分で炊きます。
卵焼いて、シーチキンの缶を開けて、マヨネーズと混ぜて、きゅうり切って、のりに巻いて食べることを覚えたので、
私の仕事の締め切りが迫っている時などはとっても助かっています。
「かい君、悪いけど今日の夕飯お願い!」
と言うと、
「はーい、手巻きね」と言ってみんなの分用意してくれます。
娘も、よくお手伝いをしてくれます。
女の子だから、何かとまねしてやりたいのでしょう。
私の教育方針は、
とりあえずやらせてみる。
こぼしそうでも黙ってる。
こぼしたら自分で拭かせる。
水ぐらいこぼしても大した問題ではないから、黙ってます。
グラスだって割れるところ見ておかないと、
グラス以上の物が割れるとヤバいなってことが想像つかないですからね。
だまって割ってもらいます(笑)
さすがに危ないんで、私が片づけますが。
こぼした経験があるから、
「こぼれそうだよ」とちょっと声をかけるだけで
自分でこぼさないように工夫するものですね。
最近は、お洋服に色のあるものをこぼしてしまってシミになってしまったタイミングを利用して、YouTubeで藍染の工程を見せました。
色をつけて、洗って、乾かすと、模様がつく工程です。綺麗だねって。
だから、そのまま洗濯機に入れて、乾燥機に入れてしまうと、色はもう取れなくなっちゃうんだよと、ついでに教えました。
ケチャップついたTシャツはどう?
汚いねーって。笑いながら答える子供達が可愛い。
だから、色が染まる前に、洗剤で色を落としてから洗濯機に入れるんだよと。
子供達って面白いもので、理屈がわかればちゃんと記憶に残っていますね。
もちろん、何度も同じ失敗を繰り返します。
子供ですから。
でも、2回目の失敗からは、失敗した原因を自分で探れるようになっているんですね。
なんで洗濯して乾燥機から出したのに、胸の所にケチャップの跡がついているんだっけ?
あ、あの時そのまま洗濯籠に入れてしまったんだなって。
6年かかってますが、息子は戦力になっています。
そして、なにか私に話したいとき、キッチンに来るようになりました。
主人と私がよく、料理中にその日の事を話したり、相談をしたりしているのを見ているのでしょう。
こうして、一見ぶつかり合っていたようなタスクも、
同時に解決することがあるんですね。
家事もしたいけど、子育ても大事
じゃぁ一緒にしちゃいましょう。
多少時間はかかりますが、
一生一人で抱えることは不可能です。
仕事もそうですが、人は歳をとるにつれて責任も重くなるし、
守る物も多くなってくる。
だから、私も自分のタスクを手放していかなければならないし、
子供達も、煩わしい家事であったとしても、
さっさと終わらせて自分の好きな事をする時間を確保する方法を
早めに覚えておいた方が良いのではないかと、私は思っています。
明日死んだとしても、
永遠に生きたとしても、
子供達、家族が心豊かに生活していけますように。
その笑顔が永遠になりますように。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
笑顔は世界を平和に導く
RINA
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